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診療内容のご紹介

体調がよくない時、健康について相談をしたい時、健康診断で尿糖を指摘された、血圧が高い、LDLコレステロールや中性脂肪、尿酸値が高いといった方、糖尿病・高血圧症・脂質異常症などが気になる方、胃の調子が悪い方、胸やけがする方など、お気軽にお立ち寄りください。
糖尿病・高血圧症・脂質異常症・高尿酸血症などの生活習慣病、消化器疾患を中心に内科全般の診療をしております。
より高度な検査や治療が必要な場合は、適切な医療機関をご紹介しております。

糖尿病

糖尿病は、糖代謝の異常です。インスリンがないか、あるいはインスリンの効きが悪いため、血液の中に含まれるブドウ糖の量(血糖値)が異常に多くなり、余った糖が尿に流れ出てしまいます。血液中のブドウ糖が細胞の中に取り込まれ、エネルギーに代わるという、体の自然な作用が働かなくなっている状態です。
血糖値が高くなると、体の中の臓器や細胞が侵され、様々な合併症を引き起こします。 特に細かい血管が集まっている眼や腎臓は障害を受けやすく、糖尿病特有の合併症(網膜症、腎症)を引き起こします。
また、動脈硬化が進展しやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などの病気も起きやすくなります。
さらに、神経の障害が起きるなど、体のすべてに重大な疾病を引き起こす病気です。これらの合併症を未然に防ぐため糖尿病の早期発見と対応は不可欠です。


高血圧症

高血圧症とは、血圧が高くなってしまう病気のことです。
血圧は、心臓から送り出される血液の量と、血液が流れる血管の通りづらさ、血管の抵抗とで決まり、血液が流れにくくなると圧力をかけることで体内の血液循環を保つことになります。
高血圧症自体の自覚症状はあまりありません。しかし、放っておくと動脈硬化を生じ、脳血管障害や心臓病などの病気を引き起こします。
血圧の正常値は、家庭血圧では収縮期血圧が115mmHg以下かつ拡張期血圧が75mmHg以下、診察室血圧では、収縮期血圧が120mmHg以下かつ拡張期血圧80mmHg以下が正常です。診察室血圧で収縮期血圧が140mmHg以上かつ/または拡張期血圧が90mmHg以上が高血圧です。
至適血圧(理想的な血圧)として、最大血圧が120mmHg以下、最小血圧が80mmHg以下が推奨されています。


脂質異常症

2007年に日本動脈硬化学会は「高脂血症」を「脂質異常症」という名称に変更しました。 コレステロールはわれわれの体の細胞膜を作ったり、ホルモンを作るための重要な成分です。しかし、余分なコレステロールは血管に付着し、動脈硬化の原因となります。
LDLコレステロールは肝臓から全身へコレステロールを運搬する働きがあります。 LDLコレステロールが高いということは、肝臓から全身に送られてくるコレステロールの量が多く、血管に付着しやすい状態を意味します。 逆にHDLコレステロールは各部位の細胞で使い切れなった余分なコレステロールや動脈壁に蓄積したコレステロールを肝臓へ戻す役割があります。 HDLコレステロールが低いということは、全身の余分なコレステロールが肝臓に戻されにくいことを意味し、血管にコレステロールがたまりやすく、動脈硬化を起こしやすい状態といえます。
血管壁にコレステロールがたまり動脈硬化症が進行することで血液の流れが悪くなり、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞を引き起こしやすくなります。 診断基準は、高LDLコレステロール血症 140mg/dl以上、低LDLコレステロール血症 40mg/dl未満、高中性脂肪血症 150mg/dl以上です。


痛風・高尿酸血症

高尿酸血症とは血液中の尿酸の濃度が異常に高くなった状態です。血液中に溶けきらない尿酸がからだの色々なところに結晶として蓄積し、多くの障害をひきおこします。 高尿酸血症は、痛風、腎機能障害、動脈硬化症、尿路結石、高血圧症などの合併症を引き起こします。


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